毎日通っていた安い飲み屋さんから足を遠ざけると、
毎日通っていた安い飲み屋はとても居心地が良い場所でした。
常連さんも気さくに話しかけてくれます。
そういうお店はとても良いお店です。
そいういうお店がある事はその地域の財産でもあります。
だからこれからいう事はそのお店が悪いという訳ではありません。
通っている私たちの問題です。
毎日飲みに行けるお店で「今日も疲れたな」と飲むお酒は強い現状肯定感を生みだします。
よく「お酒を飲んで憂さを晴らす」とか「気を紛らわす」と言います。
お酒を飲むと本当にそいう気分になる事ができます。とても良いものですが、毎日だと、成長したいと言う欲望がなくなってしまいます。
休肝日を作る 日々の飲酒を減らして体調を整え、お財布の中身も整え、回数を減らす代わりに質の良いお店の暖簾をくぐる事は、また次にこれるように頑張ろうという向上心を呼びます。
特定のお店、一定の価格帯のお店がダメたと言っているのではありません。
お金の価値は人それぞれです。
それぞれの人の価値観の中で、毎晩行けるお店に行かず、回数を減らし、その分明日からの日々につながるような飲み方をしようと書いているつもりです。
伊勢に一月屋さんという素晴らしい居酒屋さんがあります。伊勢市街の人にとっては毎日 行けるお店かもしれません。でも神奈川県在住の私は生涯に後何回行けるか解りません。
だから私にとっては、行く為には相当な努力をして時間とお金を捻出しないと行けません。
同じお店でもそれだけの違いがあるのです。ですからどのお店以上がよくてどのお店以下が悪いという話ではありません。
だらだらと惰性で飲酒する日々を改めようというお話です。
そういう生活に改めると、良い流れがおきます。
私は毎日の飲酒を止めて、休肝日を作るという健康上の理由からこのサイクルをスタート
しましたが、それが結果的に「どうせお酒を飲める日は自分の中で厳選したお店で、良い料理と良いお酒を」と考えるようになりました。
それが結果的に良いが良い循環を読んでいる気がします。
向上心が沸いてききました。これにつきます。
毎日帰りの居酒屋さんで飲んでいた時は、ひたすら自己肯定をするだけでした。
が、3日間の休肝日を経て飲む今のお酒は「達成したから飲めるお酒」です。
毎週達成感を感じているので、それが日々の向上心を支えているのだと思います。
知識欲、芸術に触れたいという欲望、遠くへ行きたいという欲望。
それらががどんどん沸いてきています。
我ながらとても良い傾向だと思います。
もし、今毎日、お酒を飲んでしまっている人で、日々に煮詰まっている人がいたらいっその事、休肝日を設けるのはどうでしょうか? 最初は辛いですけど3日間止めた後には大きな達成感と向上心を持つ事ができますよ。
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